goodbye,youth

増子央人

2021.06.30

ステージから、海を走る船が見えた。その後ろには無機質な工場が広がり、その上を飛行機が飛んでいた。

ライブが終わってから、岡くんと奈良の人たちの今の話を沢山した。オーラルのみんなとも少し話をして、懐かしい気持ちになった。そこは神奈川県川崎市の東扇島東公園なのに、タイムテーブルの前半の並びはまるで一昔前の奈良ネバーランドのようで、不思議な気持ちになった。久しぶりに見た岡くんのライブは奈良ネバーランドで10人、20人の前でやっていた頃と何も変わっていなくて、カッコよかった。ハルカミライは相変わらず無茶苦茶していて、次何やるんだろうと見ていてゾクゾクした。予定調和のない、危なっかしいライブが昔から好きだったことを思い出した。全部終わってからDragon Ashでベースを弾いていたT$UYO$HIさんと沢山話していたえーすけは帰り道、Kさんに会ってみたかったなと言っていた。カッコいいバンドが主催するフェスに呼ばれることは特別嬉しい。初めて出たDEAD POP FESは大好きなフェスになった。

奈良に帰ってきて次の日、スタジオに入った。今は電車に乗ってスタジオへ向かっている。もう少しでレコーディングが始まる。外が暑過ぎるので、駅に着いたらアイスを買おうと思っている。Age Factoryの新しいアルバムを、誰よりも楽しみにしている。