2018.09.08

広島から大分へ向かう車内、外は雨が降っている。遠くの山には天女の羽衣のような薄い雲が山にかかり、幻想的な景色になっている。その手前を見ると田んぼには稲が背丈を揃えてびっしりと並んでいる。とても綺麗だ。台風にも豪雨にも負けず、誰に言われるでもなく、しっかりと米をつけ、その場所に立っている。またこの季節が来た。なぁお前たちはどうしてそんなに、強くいられる?毎年毎年、どうしてそんなに美しい?涙が出そうになる。深い緑の山々に囲まれて、圧倒的な黄緑色の稲たちは、地面から天を照らし、街を照らし、人々を照らしている。岡山の稲は、大阪の稲は、北海道の稲は、どうなんだろう。無事であってほしい。その宇宙のような美しさは、きっと人々を勇気付ける。無事であってほしい。